年長さんが自分で読む本のおすすめはこれ!
こんにちは。
子育てに奮闘中のはないろと申します。
うちの子供は現在2年生。本を読むのが大好きな女の子です。
娘が年長さんの時に「年長さんにおすすめの本って何だろう?」と思って、ネットでいろいろ調べてみたのですが、本の専門家などがおすすめしている本やよくわからないランキングの本って、買ってみても実際には娘が好きになってくれなかった本が多かったんですね(>_<)
娘が実際に好きになった本は、数年年上の近所のお姉ちゃんから「もう読まないから」と言っていただいた本や、友達の家にあった本、友達が図書館で借りていた本など。
やっぱり、周りの友達からの「リアルな口コミ」みたいな本が一番気に入ってくれました。
それらの本はいわゆる「名作」と言われるような本ではないかもしれませんが、娘はかなり気に入って読んでいて、そこからどんどん本を読むようになり、今では「時間があったら机に向かって本を読む」という感じの子になりました(もちろんお友達と遊んだり外で遊ぶことも大好きですよ)。
5~6才の年長さんが自分で読むとしたら、まずは、お子様自身が「楽しい!」と思って読み進められる本であることがなにより重要なポイントだと私は思っています。
というわけで、数年前の私と同じように「年長さんが自分で読む本のおすすめってどれ?」とお悩みの方の為に、うちの子や周りのお友達が実際に年長さんの時にリアルに好きだった「おすすめの本や絵本」をご紹介したいと思います!
我が子は女の子なのですが、「男の子にも女の子にもおすすめ!」という本もありますので、男の子の親御さんもよかったら参考にしてみてくださいね。
年長さんが自分で読む本のおすすめ
年長さんになって初めて自分で読む本は「シリーズもの」がおすすめです!
理由は後述しますが、まずは娘や周りのお友達が、実際に年長さんの時に読んでいた「シリーズ物の本」をご紹介させていただきますね。
おしりたんてい「よみもの」シリーズ
アニメも放送されていて子供達に大人気の「おしりたんてい」。
2021年9月現在、おしりたんていの「よみもの」のシリーズは11冊発売されています。
おしりたんていの本には、絵の多い絵本のシリーズと、字の多い「読み物」のシリーズがあります(最近はアニメを本にしたシリーズも別途発売されています)。私が年長さんが自分で読むのにおすすめするのは「読み物」のシリーズです。
うちの娘は年中さんの時に「おしりたんてい」の読み物シリーズに出会ったのがきっかけで、本を読むのが大好きになりました。友達の家でチラッと読んでみたのが始まりなのですが、そのとき一緒にいた男の子達も「オレももってる~!」と盛り上がっていましたよ。
「おしりたんてい」を読むなら図書館で借りるより買う方がおすすめですよ。うちの近所の図書館では、おしりたんていは人気すぎて予約しても借りられるまでには何ヶ月もかかるみたいでした(^^;)
子供達に大人気の「おしりたんてい」は、年長さんの男の子にも女の子にもおすすめです!
おばけずかんシリーズ
こちらもアニメが放送されていて子供達に人気の「おばけずかん」シリーズ。
2021年9月現在、1~30巻が発売されています。
年長さんくらいになると「おばけ」っていうだけで子供達が食いついてきますよね(^^;)
「おばけずかん」は絵は少ないですが字は大きいですし、個性豊かなおばけ達が出てくるお話なので、年長さんが初めて読む本にピッタリですよ。
著者の斉藤洋さんは、映画にもなった「ルドルフとイッパイアッテナ」などの作者としても知られている方です。
おばけが嫌いな子にはおすすめではありませんが(ちょっと怖いかもしれません)、男の子にも女の子にもおすすめですよ。
かいけつゾロリシリーズ
こちらもアニメが放送されている「かいけつゾロリ」シリーズ。
2021年9月現在、48巻まで発売されています。大型の本屋さんなどにいくとずら~っとかいけつゾロリが並んでいるのでビックリしますよ!
かいけつゾロリは、どちらかというと男の子に人気の本です。
実際に私の周りにも「うちの子(男の子)本を読むの好きじゃないのに、かいけつゾロリだけは自分で読むんだよね」と言っているママ友がいましたが、そのくらい男の子を夢中にさせるのが「かいけつゾロリ」のシリーズです。
うちの娘は最初は「絵がかわいくないからイヤ」と言っていましたが(^^;)、一冊読んでみたら「すごいおもしろい!」と言って図書館に行くたびに借りるようになりました。
年長さんの男の子にも女の子にもおすすめです!
図書館にもたくさん置いてあると思いますので、ぜひ借りてみてくださいね。
わんぱくだんシリーズ
2021年9月現在、1~24巻が発売されている「わんぱくだん」のシリーズ。
「けん・ひろし・くみ」の仲良し三人組のファンタジー溢れる冒険物語です。
「わんぱくだんシリーズ」は絵本なので字は少なめなのですが、自分達と同じような年頃の子供達が主人公で、その子供達が毎回不思議な冒険をする(恐竜の世界に行ったり、氷の世界に行ったり・・・)という内容なので、物語の中にどんどん引き込まれてあっという間に読み終わっている!という感じの本なんです。
それと、わんぱくだんのシリーズは恐竜とか虫、忍者、汽車など男の子が好きそうなものをテーマにしている本も多いので、「本を読むのは苦手、でも興味がある物は決まっている」という男の子におすすめしやすいです。
▼たとえば、私のおすすめはこんな感じです
・恐竜が好きな子→わんぱくだんのきょうりゅうたんけん [ ゆきの ゆみこ ]
・忍者が好きな子→わんぱくだんのにんじゃごっこ [ ゆきの ゆみこ ]
・電車が好きな子→わんぱくだんのはしれ!いちばんぼし [ ゆきの ゆみこ ]
・虫が好きな子→わんぱくだんのはらっぱジャングル [ ゆきの ゆみこ ]
「わんぱくだん」は割と図書館でも借りやすい本なので、図書館で借りて読むのもおすすめです♪
「チリとチリリ」シリーズ
2021年9月現在7冊発売されている「チリとチリリ」のシリーズ。
絵本なのですが、とにかく絵がきれいですしお話の内容もとってもかわいくて、大人が読んでも癒やされますよ♪
うちの娘はチリとチリリの世界観が大好きなようで(親の私も大好き!)、図書館で数回借りた後に「やっぱり家に欲しい!」ということになり、当時発売されていた4冊だったか5冊だったかがセットになっている物を大人買いしてしまいました(^^;)
(残念ながら、今はセット販売はさせていないようです)
字は少なめですが、絵の勉強にもなるので(色使いが素晴らしいんです!)、年長さんが初めて読む本におすすめですよ。
100かいだてのいえシリーズ
2021年9月現在5冊発売されている「100かいだてのいえ」のシリーズ。
この絵本を手にとって、まずビックリするのが「この向きに開くんだ~!」ということ。
そう。この絵本は縦に開くんです。この向きに開く本ってなかなかないので、私も最初は「おお~!すごい!」と思いました。
「100かいだてのいえ」シリーズは絵本なので字は少ないのですが、縦長の絵本を開いてみると子供が思わず「わぁ~!」と言うような絵が描かれていて、子供も大人も釘付けになります。そして、細かい部分まで書いてあるその絵を、ついつい見たくなってしまうんです。
「100かいだてのいえ」シリーズはそんなお子様におすすめしたい絵本です。
持ち運びに便利なミニサイズ版も発売されていて、年長さんの男の子にも女の子にもおすすめですよ。
あきやまただしさんの「へんしん」シリーズ
「はなガっパ」の作者として有名なあきやまただしさんの「へんしんシリーズ」も、「字を読む」ということがまだまだ苦手な年長さんにおすすめの絵本です。
この「へんしんシリーズ」。うちの娘は、まだ自分で本が読めないような小さい時から「何回図書館で借りたか分からない」っていうくらい借りていました(^^;)。
この「へんしんシリーズ」は、読み方にちょっとコツが要ります。「本を読む」というよりは「遊び」の感覚で読み聞かせができる本なので、幼稚園の読み聞かせで読んでも毎回好評でしたよ。
とにかく、幼稚園の子供達が大好きな本。
それがあきやまただしさんの「へんしんシリーズ」です。
字は少ないです。でも「本ってたのしい!」って思わせてくれる絵本です。
この本を読むときは、ぜひお子様に声に出して読んでもらってください(もしくはママも一緒に声に出して読んでみて下さい)。
「へんしんシリーズ」は図書館にもたくさん置いてあると思いますので、「子供に自分で本を読む練習をさせたい」という方はぜひ借りてみてくださいね。
年長さんが自分で読む本にシリーズ物がおすすめの理由
子供は一度好きになるとそのシリーズをどんどん読むようになります。
シリーズ物でなくてもたのしい本はたくさんありますが、シリーズ物だったら一冊読んで「自分で本を読むのって楽しい!」と思ったら、すぐに次の巻を読む事ができます。
先ほどもちょっとと書きましたが、うちの娘は年中さんの時に友達の家でチラッと「おしりたんてい」の読み物シリーズ読んでみたのがきっかけで、次々とおしりたんていの本を読むことになり、その結果本を読むのが大好きになりました。
何冊か継続してシリーズ物の本を読んで「本を読む習慣」が少し身についてきたら、シリーズ物でない本を読めばいいと思います。
一度「本を読むのって楽しい!本を読むのが好き!」という気持ちになれば、図書館や本屋さんに行けば自分で読みたい本を見つけてくるようになりますよ。
年長さんになって「自分で読む」ということになったら、ぜひ図書館や大型書店に足を運んでみてください。おもしろそうなシリーズ物がたくさんありますよ。
年長さんが「自分で本を読む」ことの大切さ
うちの子供は現在2年生。
一人っ子なので、家にいる時は「娘と私(ママ)の一対一」という状態が多く、小さい頃はとにかくずっと一緒に遊んでいるという状態でした(^^;)兄弟姉妹がいれば子供だけで遊んでくれる時間もあるのでしょうが、一人っ子だとそういう訳にもいきません。
なので、「早く自分で本が読めるようになってほしい!」って思っていたんです(^^;)動機が不純ですが・・・
というわけで、娘が小さい頃から図書館にもよく通っていましたし、娘が幼稚園に通っていた3年間、私もずっと絵本ボランティア(定期的に読み聞かせをするボランティアです)に参加したりして、とにかく「本のある生活」を心がけて子育てをしてきました。
結果、娘は小学生になった今では本を読むのが大好きな女の子に成長してくれて「よしっ!」っていう感じです♪
と言うわけで「本が好きな子になってほしい」と思った最初の動機は「親の都合」という不純なものだったのですが、娘が小学生になってみて「本を読むことに慣れさせておいて良かった~!」と、最近改めて感じるようになりました。
その理由がコチラ
・本を読んでいるうちに子供の国語力が自然とつくので、ひらがな・カタカナ・漢字にも強くなるし、算数の文章問題も理解できる
・友達同士のやりとりも上手にできるようになる。
本を読むことのメリットはもっともっとあるとは思いますが、娘が小学校2年生の時点で強く感じるのは上記のようなことです。
うちの娘は年中さんの時に友達の家で「おしりたんてい(絵本ではなく読み物のほう)」に出会い(←ちょっと大げさですが(^_^;)
「おしりたんてい」を読み進めているうちに自然とひらがな&カタカナも覚えましたし、字もスラスラ読んだり書いたりできるようになりました。
おかげで1年生になってからの国語や宿題の音読も楽しくできていましたし、2年生になって算数の文章問題などが出てもちゃんと理解できているようです。
あと、本を読むときってじっと座って集中しますよね。
この「じっと座って集中する」ということに慣れておくと、小学校に入ったときにお子様自身がものすごくラクなんです。
娘が2年生になって、周りのお友達の中には「学校に行きたくない」と言う子の話も聞くようになってきました。
学校に行きたくない理由はそれぞれ違うとは思いますが、友達の子は「座って勉強するのがイヤだから行きたくない」と言っているそうです。
もちろん、本を読むのが好きな子が全員「学校が大好き!」になるわけではないとは思います。
でも、小学校に入る前に「じっと座って本を読む」ということに慣れさせておくと、「座って授業を受ける」ということにもすぐに慣れるので、お子様自身がラクなのではないかなと思います。
年長さんが「自分で読む本」を選ぶときのポイント
年長さんが「自分で読む本」を選ぶときのポイントは、子供が自分から「楽しい!もっと読みたい!」と思う本を選ぶということです。
ここを間違えてしまって、最初から「絵がほとんどなくて字の多い本」とか、「絵が子供好みではない本」とか「子供が読むのに乗り気じゃない本」を親が選んで「自分で読んでみなさい」と言ったって、子供がその本を自分で読むか?というと・・それはかなり難しいと思います(読む子もいるかもしれませんが)。
ということで、年長さんが初めて自分で読む本は、あくまでお子様主体で選ぶ。
お子様自身が「この本読みたい!」っていう本を選んであげて下さいね!
おわりに
今回は娘が年長さんの時に実際に好きだった本・絵本をご紹介させていただきました。
気になる本はみつかりましたでしょうか。
図書館に行って、お子様に自分で「読みたい本」を選ばせて、どんどん読ませてあげてくださいね。
年長さんになったら、だんだん子供が自分で本が読めるようになってきます。
そんな時に「すごくおもしろい!」「もっと読みたい!」と思うような本に出会えたら、子供の語学力は格段にアップしますし、
他の本にも興味を持つようになっていつの間にか「本を読むのが好き!」っていう子になってくれる可能性大ですよ。
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