多肉植物が伸びすぎた!多肉植物を切って小さく植え直す方法を紹介します。

伸びすぎた多肉植物はどうしたらいい? 植物
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多肉植物が伸びすぎた!切って小さく植え直す方法を紹介します。

こんにちは。
園芸科卒、元お花屋さんのはないろと申します。

先日友達から「うちの多肉植物が伸びすぎてかわいくなくなってきちゃったんだけど、どうしたらいいの(泣)」と聞かれました。

友達の家にある多肉植物は、買った当初は小さくギュッと寄せ植えになっていてその感じがとてもかわいかったんです。
でも、その後どんどん茎が伸びてきて、最初のギュッとした感じは見る影もなくなってしまっていました。

「多肉植物ってそんなに伸びないと思ってた」と友達は言うのですが・・・

いえいえそんなことはありません(^^;)
多肉植物も生きているので、月日が経てばどんどん伸びてきます。

ということで、今回は伸びすぎてしまった多肉植物を小さく仕立て直す方法をご紹介したいと思います。
一般的な多肉植物はわりと丈夫なので、初心者さんでも簡単にできますよ♪

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【多肉植物】伸びすぎたらどうするの?

伸びすぎてしまった多肉植物は、一度ばっさり切ってかわいく仕立て直しましょう!

「仕立て直す」と言うとなんだか難しそうな感じがするかもしれませんが、簡単に言えば「小さく切って植え直す」というだけのことです。

一般的な多肉植物はとっても丈夫ですので、思っているよりも簡単にできますよ。

言葉で説明するよりも写真を見て頂いた方がわかりやすいと思うので、こちらの写真をご覧下さい。

こちらは我が家にある多肉植物です。
伸びすぎてしまった多肉植物の寄せ植え
じつはこれは、先ほど「多肉植物が伸びすぎてどうしたらいいの?」と私に質問してくれた友達と、同じ時に同じお店で購入した多肉植物なんです。

今この記事を書いているのは9月なのですが、上の写真は5月頃の様子です。
「伸び放題」とまでは行っていませんが、茎が伸びてバランスが悪い感じになってしまっていますよね。

これを仕立て直したのが下の写真です。
小さく仕立て直した後の多肉植物の寄せ植え

どうでしょうか。
小さくなってすごくスッキリしましたよね(^^)

5月に仕立て直して、今現在9月の様子がこちら(5月の写真と上下が逆さまですみません)
伸びすぎて仕立て直したあとの多肉植物

まだまだスッキリした感じを保っていますよ♪
このまま寒くなるとちょっと紅葉したりもしますし、春になったら花も咲いたりして多肉植物を存分に楽しめます。

そしてまた5月頃には伸びてワサワサしてきますので、その頃になったらまた小さく切り戻す・・・。
私はこのサイクルを毎年繰り返しているので、多肉植物を小さくかわいい状態でずっと楽しむ事ができているんです。

このように、伸びすぎてしまった多肉植物は、年に一度小さく仕立て直すと小さくてかわいい状態をキープすることができますよ♪

次の章では、伸びすぎた多肉植物を簡単に仕立て直す方法を、写真付きで詳しくご説明していきます。

【多肉植物】仕立て直す前の準備

大まかな流れ

多肉植物を仕立て直す流れをざっくりご説明するとこんな感じです。

今植わっている鉢を乾燥させる(水やりを数日ストップしておく)

今植わっている多肉植物を切る

切った多肉植物を1週間ほど乾燥させる

鉢に植え直す

多肉植物はもともとは乾燥地帯に自生していたものが多いので、乾燥状態にはとても強い植物です(そうでない種類もあります)。
逆に言うと多湿状態は苦手なんですね。

なので、植え替える前後は乾燥状態にしてあげることがポイントになります。

普通のお花の苗などは、植え替えた後にたっぷりとお水をあげますよね。でも多肉植物は植え替えたあとも乾燥状態にするんです。他の植物とはこの点がちょっと違うので、頭に入れておいていただければと思います。

仕立て直す前に確認しておくポイント

多肉植物を仕立て直す前に2点確認しておいてほしいことがあります。
1点は仕立て直す季節(時期)です。

多肉植物はけっこう丈夫ですが、真夏や真冬に仕立て直すのはやめたほうが無難です(地域によっては大丈夫な気もしますが)。

伸びてしまった多肉植物を仕立て直すなら春(3~5月)秋(9~11月)がベストなので、その時期まで待ってからやってみて下さいね。

2点目は、作業する前には水やりをしないで乾燥させておくということ。
先ほども書きましたが、多肉植物は乾燥状態を好む植物です。仕立て直す前の数日は水やりをしないで、土た根っこがカラカラになる状態まで乾燥させておきましょう。

用意するもの

☆事前に準備しておいたほうがいいものはこちら

・新聞紙やビニールシートなど
・園芸用のハサミ

<新聞紙・ビニールシート>
我が家はマンションなので植え替え作業は新聞紙などの上で行うのですが、お庭があるようなおうちの場合は不要かもしれません。

<園芸用のハサミ> 紙を切る用のハサミではきれいに切れないので、園芸用などのハサミがあるといいですよ。 切り花にも使えるお花用のハサミが家に一本あると何かと便利ですので、もっていない方はこの機会に揃えておくといいかもしれません。 そんなに高いハサミじゃなくてOK (^^) ▼こんな感じのやつが使いやすいですよ

☆後日植える時に用意しておいたほうがいいものはこちら

・多肉植物用の土
・鉢底石(軽石)
・鉢底ネット
・割り箸1本
・鉢を変えるなら、新しい鉢

<多肉植物用の土>
今植わっている鉢に植え直す場合でも、一度全部抜いてみると土が減っている場合が多いです。
100均でも売っているお店もありますので用意しておきましょう。
普通の土では水はけが悪いので、必ず多肉植物用の土(サボテン用の土でもOK)を用意してくださいね。

<鉢底石・軽石>
深さのある鉢に植え替える場合は、鉢底石や軽石を下に敷いたほうが水はけがよくなります。
繰り返しになりますが、多肉植物は乾燥状態が好きなので水はけがよくなるように植えてあげなければ根腐れなどをおこしてしまいます。
なので、水はけがよくなるように鉢底石などは仕立て直す鉢の大きさに合わせて用意してください。

<鉢底ネット>
鉢底ネットも100均に売っていると思います(店舗によりますが)。鉢底の穴から土がこぼれ落ちないようにする為のネットです。

<割り箸1本>
小さい多肉植物を植えるときに割り箸が1本あると植えやすいです

<新しい鉢>
植え替えを機に新しい鉢に植え直したい場合は、お好みの鉢を用意しておきましょう。
多肉植物は室内に置いても楽しめるので、鉢皿付きのものだと便利ですよ。

【多肉植物】仕立て直す方法

いよいよここからが実際の作業になります。

1,まずは1本ずつ、多肉植物を下の方からばっさり切っていきます。
伸びすぎた多肉植物をハサミで切っているところ

葉っぱがぽろぽろ落ちてしまうかもしれませんが、気にしなくて大丈夫ですよ。

2,切った多肉植物は、下の方の葉っぱを落とします。
伸びすぎた多肉植物を切って下の葉っぱを落としているところ

ハサミで切らなくても、手でちょっと触るとポロッと簡単にとれると思います。

葉っぱをどの部分まで取るかは、「どのくらいの大きさに仕立て直したいか?」によります。
ちょっと大きめに仕立て直したい方はあまり取り過ぎないようにしたり、小さく仕立て直したい方はけっこう上の方までとるなど、ご自分のイメージに合わせて葉っぱを取り除いて下さいね。

3,全部切って、葉っぱを取り終わった状態がこちら
伸びすぎた多肉植物を切った状態

これだと茎の部分がちょっと長すぎるので、2センチくらいに茎を切りそろえます。写真をみていただいてもわかるように、私はけっこうおおざっぱなので(^^;)1センチくらいしか茎がないものもあります。でもそれでも大丈夫でしたよ。
▼こんな感じです
茎を2センチくらいに切った状態の多肉植物

4,この状態で、室内で1週間ほど乾燥させます。

1週間もこのままで大丈夫なの?と思うかもしれませんが、多肉植物は葉っぱに水分をためているので大丈夫なんです(^^)

このまま置いておいても、1週間の間に(この状態で)根っこが出てくる時もありますよ。
多肉植物はそのくらい乾燥に強い植物なんです。

5,多肉植物を乾燥させている間に、鉢の用意をしておきます。
もともと植わっていた鉢をそのまま使ってももちろん大丈夫ですし、これを機会に好みの鉢に変えるのもいいと思います。
▼我が家の鉢はこんな感じです(汚くてすみません・・・)
多肉植物を植えてあった鉢

ただ、植える本数に対してあまり大きすぎる鉢にはしないほうがいいと思います。

上の写真のように、鉢底には土がこぼれ落ちないようにネットを敷いておくといいですよ(多肉植物用の土はサラサラなので、穴が開いているとそこから出てしまいます)。
深さのある鉢の場合は鉢底石(軽石)も敷いておきましょう(水はけがよくなります)。

多肉植物用の土を上まで入れたら、鉢の準備は完了です。鉢の土には水などをかけないでそのまま乾燥状態にしておいて下さいね。

土を入れる位置ですが、我が家のような鉢の場合はけっこう上まで入れた方が植える時に植えやすいです。
(私の場合は鉢の上から0.5センチくらいあける感じまでいっぱいに土を入れています)

他の植物の場合は「ウォータースペース」と言って、鉢の上に水が溜まるように2センチほど上を空けるのですが、多肉植物用の土は水はけがいいので上に水も溜まりませんし、わりとつめた状態でギュッと植えた方がかわいいので、土が少ないと植えにくくなってしまうんです。

6,1週間後(観葉植物が乾燥していれば、日にちは大体で大丈夫です)、お天気がいい日に多肉植物を用意していた鉢に植えます。
小さく仕立て直した後の多肉植物の寄せ植え

割り箸で穴を空けて、その穴に挿すと植えやすいですよ。

2センチ残した茎の部分がしっかり土に埋まるような状態にします。茎が刺さっていればOKなのでそれほど難しく考えなくて大丈夫ですよ♪

仕立て直した後の管理について

植えた後は水やりはせず、そのまましばらく乾燥状態にしておきましょう。
植え替え後1週間~10日ほどたったら、下から水が流れるくらいたっぷりと水をあげます。

しっかり根付いているか心配になるかもしれませんが、そのままにしておけば根っこも生えてまた成長していきます。
心配だからといってグラグラ揺すったりはしないでくださいね(^^)

これで全ての作業は終了です。

あとは、雨の当たらない屋外や、風通しのが良くて適度に日も当たる室内で管理しましょう。
水は頻繁にあげすぎないように、乾燥気味で育てるようにして下さいね(水やりは10日に一度くらいでOK)。

多肉植物を育てる時の最大のポイントは「多肉は乾燥状態と適度な日当たりが好き」ということを頭に入れて育てることです。

我が家の場合は、真冬の強烈に寒い日以外は南向きのベランダに出したままで管理しています。
長雨の時期などは雨がずっと当たらないように部屋側の壁に沿って置きなおしたりしますが、気にしているのはそのくらいで普段はあまり手はかけていません。
でも、春になったら花が咲いたりしてけっこう楽しめますよ。

植え替え後、1年~1年半くらいはこのままで楽しめると思います(多肉の種類にもよりますが)。

私は大体1年に1度植え替えているのですが、1年半くらいこのままでも大丈夫だと思いますよ。

手のかからない多肉植物だからと言ってそれ以上放置してしまうと、茎が伸びすぎて(徒長(とちょう)といいます)株も弱ってきますし見た目も悪くなってきてしまいますので、がんばって仕立て直してみてくださいね。

おわりに

徒して伸びすぎてしまった多肉植物
今回は、伸びすぎてしまった多肉植物を小さく仕立て直す方法についてご紹介させていただきました。

ちょっとめんどくさいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、多肉植物も生きている植物です。

いくら手のかからない多肉植物とはいえ、1年に一度の植え替えくらいはやらないと延びすぎ状態になってしまうのは当然のことなので、がんばってやってみていただければと思います。

「なんかもうめんどくさくなっちゃった!」という気分になってしまった方は、次からはフェイクフラワーを選ぶという手もありますよ(^^;)

▼最近のフェイクフラワーはこんなに本物っぽい見た目のものもあるみたいです

多肉植物は伸びてきてしまったらばっさり切って仕立て直すことで、小さくかわいい状態をキープすることができる植物です。

増やしたい時は「葉っぱ1枚」からでも根っこが出たりもしますので、これを機会にぜひ植え直してみて下さいね。

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